はじめまして、同格です
今回はシーズン22で2romで2000↑を達成するにあたって使用した構築の紹介させてもらいます
ザシアンメタモンがきつい構築であり逆風の環境ではありましたが、壁を貼らないゼルネアス構築となっているので興味がある人はぜひ読んでください
【戦績】
TN もんぶらん 最終順位 272位 / 最高最終レート 2004
TN Chzzuk 最終順位 142位 / 最高最終レート 2020
【構築経緯】
壁ではない、サイクルをの中でジオコンを積んで全抜きを狙うゼルネアス構築を使いたいと思い、禁伝枠としてゼルネアスを採用した
ザシアンに対して受け先となりながら削りを入れるためゴツゴツメットナットレイ、サイクルの潤滑油かつザシアンを上から縛ることのできるスカーフランドロスを採用し、これをザシアン軸への基本選出とした
次にみがまもダイナが環境に多かったためeasy winを狙うことのできるゴチルゼルを、マンムーやヒヒダルマがきつかったため水ウーラオスを採用した
最後にイベル軸(特にイベルガラキンガルドやイベルドヒドガルドの並び)、オーガ軸に対して強く出ることのできる霊獣ボルトロスを採用し構築が完成した
しかし当初のコンセプトから少しずれ、ザシアン軸以外には対面選出をする構築になってしまった
【個体紹介】
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:臆病
201-×-115-183(252)-119(4)-166(252)
ザシアン以外の禁止伝説ポケモンは特殊寄りであることもありジオコントロールを積んだ後の突破力は圧倒的だった
また選出圧力も禁伝の中では随一で相手の選出を読みやすいという点も強かった
努力値配分は優秀な99という素早さ種族値を活かしつつ火力も欲しかったため、CSぶっぱにした
技構成は最強の専用技であるジオコントロール、威力が高くcダウンの追加効果も強力なムーンフォース、鋼タイプへの打点となる気合玉、ガラルヤドキングやドヒドイデ、ウルガモスに勝てるようにサイコショックを採用した
(サイコショックが特に強かった)
環境にメタモンが蔓延しすぎていたためゼルネアスを使う上でとてもキツかった
またナットレイがヨプを持っていることも多く気合玉を当てたとしても突破できないこともよくあった
ナットレイ@ゴツゴツメット
特性:鉄の棘
性格:呑気
181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22(s0個体)
ボディプレス/ジャイロボール/鉄壁/宿木の種
ゴツメを持ったHBナットレイ
鉄の棘+ゴツゴツメットで一回触れられるだけで相手のhpを1/4強削ることができるため、交換自体が相手に圧力をかける行為になる点が強かった
技構成は基本的に採用されるジャイロボールと宿木の種に加え、主に日ネクに勝てるように鉄壁とボディプレスを採用した
鉄の棘とゴツメをより多く相手に触らせるために堪えるという技の選択肢もあったが、ザシアンなどに受け出しても、炎牙やインファのような効果抜群の技で突っ込まれるより引かれることが多かったので、採用価値はあまり感じなかった
霊獣ランドロス@拘りスカーフ
特性:威嚇
性格:陽気
165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ぶんまわす
普通のスカーフランドロス
ナットレイのゴツメ+鉄の棘でザシアンに削りを入れた後、ゼルネのジオコンを積むために上から圧力をかけてザシアンを一旦引かせることができるようにスカーフを持たせた
技構成はタイプ一致で強力な地震、サイクルを回すための蜻蛉返り、s操作ができまた命中意識の岩石封じ、黒バドレックスへの見えない勝ち筋を掴めるぶんまわすを採用した
初手のザシアン対面で裏のナットレイを意識した技を打ったり、剣舞を積んだりする人もいたため、初手から一方的な択を強いられている気がして嫌だった
またサンダーが多く、蜻蛉返りを打つだけで麻痺って機能停止してしまう可能性があり動かしにくかった
ゴチルゼル@カゴの実
特性:影踏み
性格:穏やか
177(252)-×-155-155-171(204)-92(52)
アシストパワー/コスモパワー/眠る/挑発
ダイナ受けループにeasy winをとるために採用したHD挑発ゴチルゼル
メテビ以外のダイナに対面勝つことができ(珠はヘド爆の毒次第ではきついが)、私の構築ではダイナ+鋼+浮いてるポケモンを崩せないため、このポケモンに一任していた
ダイナの他にも火力の低いポケモンを捕まえて起点にして、全抜きすることも少なくなかった
努力値調整はSに4振った70属(エアームド、アーマーガア)に上から挑発を打つために実数値が92になるように努力値を振り、余りHDに振った
今回初めて使ったが、影踏みという特性がただただ強く、良くも悪くもゴチルゼルがいるだけで全く違うゲームになった
連撃ウーラオス@気合の襷
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
意地っ張りで採用することで黒バドレックスを水流連打+アクアジェットで縛れるようになる点が強かった
また環境にいる水ウーラオスが拘りアイテムを持っていることが多く、拘っている前提の動きをよくされたので、打ち分けができかつそれが相手にバレない襷というアイテムは強力だった
技構成は基本的に採用される水流連打、アクアジェット、インファイトに加え、ゼルネ軸できついヌケニンに隠れた打点を持ちたかったので命中意識で岩石封じを採用した
後投げされるイベルタルに対して、岩封+インファで縛れたり(耐久無振りに対して有利乱数)、炎の体のポケモン(ウルガモス、ファイヤー)に非接触技の打点になったりして思わぬ点で生きることも多かった
ただ火力を重視して岩雪崩やストーンエッジでも良かったかもしれない
意地である点のデメリットとしてはS90、95属の禁伝のスカーフ判定ができないところだった
上を取れなくなるところに関しては、襷を持っているため最低限の行動保証があり気にならなかった
襷枠が余っている人にはおすすめしたいほど大活躍してくれた
霊獣ボルトロス@オボンの実
特性:蓄電
性格:臆病
174(156)-×-91(4)-177(92)-101(4)-168(252)
10万ボルト/悪の波動/悪巧み/挑発
もっちゃんさんのボルトロスをそのまま使わせてもらいました
https://chillchillchill.hatenablog.com/entry/S21ZaLaAr
(無断でリンク貼っているため問題があれば削除します)
イベル軸の多くに毒タイプ+ギルガルドが採用されており、ゼルネアスでは崩すことができないため採用したポケモン
ゼルネガルド対面ではほぼ確実にアイへが飛んでくるので、ボルトを後投げし悪巧みを積むことで相手を崩していくことができた(イベルに対しては不意打ち択になるが)
また環境にスカーフカイオーガが少なかったため、オーガサンダーの並びに対して強かったり、他にも不利な禁伝であるネクロ軸に対しても強く、ネクロ+レヒレ+サンダーのような並びに一体で大きな圧力をかけれる点も良かった
Cに補正のかかっていない黒バドのアストラルビットを耐えるという場面はなかったが、最後の2000から潜った1戦で眼鏡レヒレのれいびを耐えて(臆病なら82.5%耐え)そのまま相手のptを半壊させて勝つことができたなど、ちょうど良い耐久ラインで抜群の使用感だった
選出した際の多くはMVPを挙げたいほどの活躍を見せてくれたポケモン
環境にいるボルトロスの多くは化身ボルトであったが、霊獣ボルトロスも上記のように大活躍してくれたのでもっと採用されていいと感じた
【選出】
※○△×で、潜ってての構築相性を表してみました
・ザシアン軸
・△アタッカーダイナ軸
・○黒バド軸
ラオス、ランド、ゼルネ
・△オーガ軸
ラオス、ボルト、ゼルネorランド
・○イベル軸
ゼルネ、ボルト、ラオス
・ゼルネ軸
×壁ゼルネ ゼルネ、ナット、ラオスorゴチル
△壁でないゼルネ 上と同じ
・○日ネク
ボルト、ラオス、ナット、ゼルネ、ランドから3体
・△ジガルデ
ゼルネ、ラオス、ランドorナット
・受けループ
○ダイナ ラオス、ゴチル、ナットorゼルネorボルト
×ホウオウ ラオス、ゴチル、刺さってそうなポケモン(いない)
【レンタル】
しばらく上げておくので興味のある人は使ってみてください
【さいごに】
今シーズンはザシアンサンダーメタモンの並びが非常に多く、サイクルゼルネ構築で戦おうとする上であまりに辛い環境でした
そんな中である程度勝つことができたのは、最終日のマッチングに恵まれたという部分が大きかったです
シーズンを通してこの構築を使って感じたのは、ザシアン軸にメタモンやサンダーが多く採用されているこの環境でゼルネアスを使おうとすると、壁を貼るゼルネアスの方が(メタモンを自然に採用しやすいことも含め)安定するのではないかということでした
悲しい結論ですが、環境にいるほとんどのゼルネアス構築が壁を貼る理由がわかった点は良かったです
S22お疲れ様でした
最後まで閲覧していただきありがとうございます
何かあればtwitter:@Iaxb9までお願いします