はじめまして、同格です。
今回はシーズン11で使用した構築の紹介となります。
良ければ最後まで読んでいってください。
結果
TN やはる 最終153位/2080 最高2098
構築経緯
DLCではたきおとすを新規習得したトドロクツキが強いと感じたので相性のいいカバルドンとサーフゴーと組み合わせて構築を組み始めた
このままではハバタクカミ、炎オーガポン、パオジアンが重すぎるのでHBヒートロトムを構築に迎えた
ここまでで積極的に初手に投げて相手に圧をかけていけるポケモンがいなかったので鉢巻水ウーラオスを採用
最後の一枠は水ラオスに選出画面で圧をかけたり、きつかった毒菱展開やチオンジェン軸などに対応できるモロバレルを採用して構築が完成した
コンセプト
・多様な起点作りからツキを通す
・ヒトムバレルのサイクル
個体解説
カバルドン@食べ残し
特性:砂おこし
性格:腕白
テラスタイプ:鋼
技構成:地震/欠伸/ステルロック/吹き飛ばし
努力値:215(252)-132-176(172)-×-103(84)-67
暁ガチグマやオーガポンの登場、HBベースの挑発カミの増加など以前よりだいぶ動かしにくかったが、対カイリュー性能はピカイチであった
砂がとても強い
努力値はBoxにいたやつをそのまま使ったので調整意図は不明だが使っていて特に困ることもなかった
持ち物はオボンの実を火トムに持たせたかったので残飯
吹き飛ばしと怠けるは選択でキョジを飛ばしたかったためこの技構成にしていた
トドロクツキ@ブーストエナジー
特性:古代活性
性格:意地
テラスタイプ:飛行
技構成:叩き落とす/アクロバット/龍の舞/羽休め
努力値:181(4)-180(36)-118(212)-×-122(4)-171(252)
調整意図
HB-特化カイリューのノマテラ神速×2を94%耐え
A-10n
S-最速ガブ抜き+1 ※参考:@FUNFUNPOKE
構築のエース、Aブーストと龍舞で全抜きしていく
ただエナジー消費に臆せず初手投げやサイクル加入させる動きが刺さる場面も多々あった
BSベースの努力値配分だったがかなり強い
準速だったのでスカーフではないウーラオスやほとんどの炎オーガポンの上をとれていたためかなり使いやすかった
またB方面にも多めに努力値を割いていたため耐久面も物足りなさを感じる場面はなかった
叩き落とすはタイプ一致の高火力技かつ相手のアイテムを失わせる(特に耐久ポケモンの残飯)いう追加効果が非常に強力だった
技構成は叩き、アクロバット、龍舞は確定でラストは立ち回りの幅が大きく広がる羽休めで正解だった
受けループに対しては古代活性発動時のテラスアクロバット×3でヘイラッシャを乱数で落とせるのでツキ一体で勝てることも多々あった
サーフゴー@拘りスカーフ
特性:黄金の体
性格:臆病
テラスタイプ:ゴースト
努力値:181(148)-×-116(4)-169(124)-112(4)-146(228)
技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/トリック/自己再生
調整意図
HB-特化カイリューの地震確定耐え、陽気パオの不意打ち87.5%耐え
HD-臆病ハバタクカミのシャドボ確定耐え
S-最速カイリュー抜き
C-あまり ※参考:@FUNFUNPOKE
暁ガチグマやカイリューにあと投げしてトリックを入れる動きが強かった
自己再生はトリックの後に選択できたときに一番強いと思ったため採用したが諸説あり
テラスはテラス後も霊の耐性が欲しい場面があったことや、対オーガポンに対してテラスシャドボがパワージェムと同じ火力を出せるという点を評価していたが、こちらも諸説あり
本構築で貴重なツツミに抗える枠でもあった
ヒートロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:図太い
テラスタイプ:鋼
技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/鬼火/怪電波
努力値:157(252)-×-174(252)-125-128(4)-106
構築の過労死枠にして、裏のMVPポケモン
今期はステロがあまり撒かれない環境だったのでその意味でとても動きやすかった
パオジアンやカイリュー、ハバタクカミ、炎オーガポン等々に対してクッションになり得る
ただ当然全部の役割は果たせないため、こちらの選出と相手の選出を考慮してHP管理を丁寧にする必要がある繊細なプレイングが要求された
技構成はボルチェン、オバヒ、鬼火は確定枠で、ラスト一枠はずっと光の壁を採用していた、採用意図としてはボルチェンや鬼火のターンで暁ガチグマのあと投げが容易なのでそこをケアするためであった
ただ最終日の夜にラクダくん(@FUNFUNPOKE)と話していて対面した相手が引かなければ永続にデバフをかけることができる怪電波の方が強いのではと提案してもらったので変更した
実際に身代わりのない瞑想カミと暁ガチグマに対して壁ではなく怪電波のおかげで勝ちに直結した試合が何度かあったためこの選択は正解だった
モロバレル@脱出パック
特性:再生力
性格:呑気
テラスタイプ:炎
努力値:221(252)-×-121(156)-105-113(100)-45
構築の足りない部分のほぼ全てを補ってくれた神補完枠
チオンジェン軸、水オーガポン入りの構築、ドヒド入りの毒菱構築、トリックルーム構築など他の5体では厳しい並びに対してとても強く出てくれた
新BIG6みたいな構築にもカミやラオスには強く、気合いを込めれば火トムと組み合わせてサイクルをする前提で選出できない訳ではないので選出の幅を広げてくれていた
(ただリフストはめっちゃ外すし、胞子まいても最速起きばっかで最長眠りは全然引かないし、ムンフォやシャドボ等で能力下がって退場しまくるなど、下振れといっていいような運の巡りだったが、それでも構築から抜くことはできないポケモンだった)
調整に関してはボックスにいたものだが、ダメ計したところ陽気パオの氷柱確定耐えで特化暁ガチグマのノマテラブラッドムーンを87.5%で耐える耐久を両立していたのでそのまま使用した
水ウーラオス@拘り鉢巻
特性:不可視の拳
性格:陽気
テラスタイプ:水
努力値:175-182(252)-127(52)-×-80-157(204)
調整意図
A-振り切り
B-特化オーガポンのウッドホーン87.5%耐え
特化カイリューのノマテラ神速2耐え
S-最速90族抜き ※参考:@FUNFUNPOKE
圧倒的高火力ですべてを破壊する最強ポケモン
陽気で採用してたためほとんどの炎オーガポンの上からテラス水流連打で対面勝つことができていたが、調整によって最悪上からのウッドホーンを耐えれるのも偉かった
また構築唯一の先制技持ちであり、テラスアクアジェットの火力がものすごく強力な詰め筋の一つになっていた
技構成の蜻蛉返りはあまり強いと感じなかったので他にいい技があったかもしれない
また最終日に鉢巻ラオスミラーが多発したがそこに強い方ではなかったので調整についても一考の余地あり
選出
特に決まった選出はなかったが、多かったパターンは以下の通りである
①ツキ火トム@1
いわゆる新BIG6に対する選出、いかに火トムを上手に使えるかで勝負が決まる
@1の枠は多かった順にラオス>バレル>カバ=サフゴ
②ラオスバレル(ツキ)
チオンジェンや毒菱展開に対しての選出、チオンジェンに対してラオスで圧をかけてテラスを切らせてバレルを強く使う、脱出パックの使い所を見極めると一気に勝ちまで繋がる
パオ入りのスタンパにはラオスバレルを軸にして選出することもあり。
③カバツキ@1
相手の構築にガブやカバ、ディンルーがいてステロを撒かれる展開あるいは単純にカバが刺さっている場合の選出
@1の枠は多かった順にラオス>サフゴ>バレルで基本火トムはステロ展開には基本出さない
重いポケモン
テツノツツミ:やばすぎ
最速炎オーガポン:基本考慮してないからきつい
鉢巻カイリュー:逆鱗の一貫があるのでテラス切らされた上でめっちゃ削られる
速い妖テライーユイ:序盤で出てくるとケアできない
暁ガチグマ:色々対抗手段用意したつもりだけど全然負ける
初手ハバタクカミ:型多いし全部強いし拒否しにくいしで結局きつい
スペシャルサンクス
・ラクダくん(@FUNFUNPOKE)
構築の原案をくれたり、その後も一緒に調整や構築を考えてくれた
最終日にぼくが連敗して萎えてたときに励ましてくれたのもガチ感謝!
・応援してくれた方々
・記事を読んでくれた方々
おわりに
今シーズンはレートが可視化された状態で初めての2100チャレに臨むことができたが、チャンスを掴めなかったことに関してはとても悔しい
ただレギュレーションCまで納得いく構築をあまり組めていなかったのが、ここ最近はある程度形になってきていて最終日にいいところで戦えるようになったことに関しては成長を感じている
レート2100や2桁順位を目指してもっと強くなるぞ!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!